無人レジ・セルフレジ浸透へ 今後拡大は?需要は?

経済

無人レジ・セルフレジ関連企業の低迷

2023/01/13 、無人レジ関連企業の2社の決算が発表されました!

3996サインポスト 6522アスタリスク です。

私はこの2社に期待しているのですが、、、結果は非常に残念でした。

サインポストってどんな会社?

ICT技術活用の金融、公共向けシステムコンサル、ソリューション事業。AI決済システムに注力。

決済システムでは一度に複数の書籍のバーコードの読み取りが可能なセルフレジ「ワンダーレジ-BOOK」、低価格なコンパクトPOSセルフレジ「EZレジ」(イージーレジ)の拡販に取り組んでいる。

またファミマと手を組んでファミリーマートの無人決済店舗 を「24年度1000店体制」を目指している。

アスタリスクってどんな会社?

モバイル機器に装着するバーコードリーダーの開発・販売。モバイル向けSIも注力。

わかりやすいのがUNIQLOでも採用されているICチップを使ったRFID技術。

この技術を使って無人レジの販売も行っています。

2社の決算結果は、、、惨敗

サインポスト、今期経常を一転赤字に下方修正

通期の同損益を従来予想の2200万円の黒字→9900万円の赤字(前期は3億8200万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなりました。。。

アスタリスク、9-11月期(1Q)経常は赤字転落で着地

23年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常損益は4000万円の赤字(前年同期は8700万円の黒字)に転落した。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の10.9%→-16.1%に急悪化しました。。

決算の要因

悪い決算の要因は下記だそうです。

・IT人材の不足と獲得競争が一段と深刻になっている(サインポスト)

・得意先の今期中に見込んでいた販売が来期に後ずれとなった(サインポスト)

・売り上げ計上のずれ込み(アスタリスク)

アスタリスクについては特に決算短信には要因が記載されていませんでした。それはそれで不安ですが、残念なのはサインポストです。過去の決算ではずっと「今期は種まき期から収穫期へ」と謳い、投資の回収期間に入ることを強調していました。にもかかわらず黒字予想から一転赤字とは。。。どんな種まきをしていたんでしょう^_^

需要はあるようなのですが、IT人材の不足が深刻なようです。ですが人材不足とは言っていますが、これはずっとわかっていたことかと思います。織り込んで業績予想していたはずだと思うので、言い訳がましいなというのが個人的な感想です。(確か直近のいつかの決算でも人材不足が影響したとか言ってた気がする)

応援していた身としては大変残念ですね。

無人レジは今後どうなる?

他の無人レジ系企業の決算が気になるところです。

ただ売り上げ計画のずれ込みなどは、利上げが関係しているんじゃないでしょうか。

景気が良くなるまでは緩やかな拡大が続きそうですね。まだまだ時間がかかるのではないかと思います。

サインポストに関しては倒産しないといいんですが、、、^_^

コンサル分野で確かな実力があるそうなので、そちらに期待したいところですね。(これは信じていいんだよね?^_^)

最後に

今回注目したサインポストとアスタリスクは1,2年前に株式市場を大きくにぎわした企業となります。どちらも期待されたような結果が出ず絶賛盛り下がってしまいましたが、私はずっと注目しているので是非再度脚光を浴びてほしいです。

無人決済スーパー「Amazon Fresh」のような店舗がスタンダードになる時代が来るのはまだまだ先だなあ

固定プロフィール
パチョルミルンナ

▶国立大 経営学部>上場企業に就職。現在はIT部門で勤務。
▶趣味は日本株トレード。企業調査をする中で得た情報を学生向けにシェア。
▶SNSマーケ、SEOを勉強中。おしえて。

パチョルミルンナをフォローする
経済
シェアする
パチョルミルンナをフォローする
パチョルミルンナの部屋
タイトルとURLをコピーしました