私が就活の時によく話していた「やりがいを重視しています」という自分軸について、働いている今バカだったなとつくづく思っています。
本記事では「やりがい」についてお話します。
やりがいとは「自分が業務していて充実していると感じるか」という充実度の現在価値と本記事では定義します。
未来を見据えたモチベーションとは切り離して考えるため「頑張れば給料が上がる」「この業務で腕を磨けば転職したときに役に立つ」などは本記事ではやりがいとして考えていません。
ではいきます。
やりがいは与えられた環境で作るものである
学生からしたらやりがいを重要視する気持ちもわかります。
もちろん「食べるのが好きだから食品業界で働きたい!」と思っている人は半導体メーカーを受けないでしょう。興味のない分野の企業で働くことはやりがいが感じられず、魅力的に感じないものです。
しかし純粋な気持ちを忘却した社会人からすると、やりがいを求める姿は少々青臭く見えてしまいます。
私もいくつか内定を頂いた企業から、やりがいを重視して進路を決めました。具体的には最も有名な商材を扱う企業を選びました。その有名な商品の提供に携われることだけでもやりがいに感じたためです。
しかし営業部で内定をもらった私の初配属はIT推進部だったのです。業務内容は社内で使うシステム(顧客情報統合サイトなど)を開発するプログラミング業務です。。。。。
プログラミング未経験で文系の私にとって地獄のような日々が始まりました。営業部として商品を世に広める仕事をしているはずだったのですが、気が付くと家でPCとにらめっこ・本を読み漁るという勉強の日々が続きました。
しかし今ではITスキルをさらに身に着けるためにブログをやったり、資格勉強をしたり、まあいろいろやってます。ITのスキルを身に着けられる今の仕事にやりがいを感じられています。
このように社会人にとっては異動がつきものなのです。やりがいは与えられた環境で後天的に自身に芽生えるものと考えましょう。
やりがいを重視しないことが一番の垢抜け
さきほど「やりがい重視の学生は青臭い」という話をしました。
かなり現実的な話をしますが、給料こそ自分を評価してくれる客観的で重要な指標です。
やりがいは異動や環境の変化ですぐに潰えてしまいます。
営業の同僚も入社当初は「売りまくって新人賞とってやる!」と張り切っていましたが、入社後すぐコロナ禍となり「提供」する仕事ではなく「削減」する仕事をしていました。具体的には値切り交渉や事業譲渡などです。
そんな状況でも成果を残せば給料は自分の成果を客観的に評価してくれます。
給料がやりがいにつながる人も多いですし、ここは軽視しないことを勧めます。
では何を重要視すべきか
ここについては個人によって異なって当たり前ですが、働く環境をよく調べましょう。
また「平均残業時間」や「風通しのよさ」はやりがいと同様、部署や環境に左右されます。本社勤務はホワイトでも支社がブラックというのはよくある話です。
私の経験を基に、意外と調べ漏れやすい重要な観点を共有します
定時は何時か、始業は何時か
平均残業時間が50時間!というような企業でも勤務時間を確認すると7時間勤務だったりします。一般的な企業は8時間ですので、置き換えて考えると平均残業は30時間です。
また一般的な企業同様に8時間働いても1時間は残業手当となることを考えるとかなり働きやすい職場ですね。
また8:30始業という会社もかなりあります。眠いよね。
在宅勤務の普及具合
「在宅勤務は興味ない」という方でもその中の8割の人は3年後に在宅勤務をうらやむはずです。社内の何割くらいの人が在宅勤務をしているか、週にどれくらいしているか、インフラは整っているのかなどは面接時の逆質問としてもよいでしょう。
在宅勤務はここ数年に一気に広まったのでまだ就活サイトなどにデータがたまっていません。調べられない場合は、働き方という観点で人事に聞くとよいでしょう。
社宅・家賃補助について
家賃補助はあるとないとではまるで違います。給与の可処分所得にダイレクトに響きます。
また会社によっては決まった不動産会社が扱っているマンションでないとダメ、や2駅以内でないとダメ、駐車場付きはダメ、など細かいルールがありますので調べておくべきでしょう。
これは調べても分からなかったり、人事に聞きにくかったりすると思います。私は内定をもらってから人事に聞きました^_^
企業選びに迷うときは
結局プロに頼るのがおすすめです。
就活サービスやエージェントを頼りましょう。
下記の記事でおすすめサービスを紹介しているので是非チェックしてください!
最後に
いかがだったでしょうか。
本ブログではやりがい以外にも就活の軸をたくさん紹介しています。
またES作成や面接対策をするうえで本ブログは大変有用です。
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