いよいよ就活も本格的に始まっています。
早期で選考が始まっている企業もありますが、一般的にはそろそろ一次面接が始まる時期ではないでしょうか。
一次面接でありがちなのが「集団面接」(グループ面接)です。集団面接の場合、どうしても就活生同士で比較されてしまいます。
本記事では一次面接を突破するためのメソッドにフォーカスして、必勝法をつづっておりますので選考にしてください。
集団面接とは
面接官一人に対して、就活生複数人で行う面接です。
面接官は二人以上の場合もありますが、基本的には就活生の方が人数が多く設定されていることが多いです。
集団面接ではどうしても就活生同士で比べられてしまいがちです。ここをどう攻略するかがポイントとなります。
集団面接で気を付けること
集団面接では下記のことを気を付けましょう。
- 積極的&簡潔に答える
- 比較されるようなことは避ける(ネタを複数仕込んでおく)
- 身だしなみ・表情に気を配る
- (深い企業研究はそれほど不要)
積極的&簡潔に答える
集団面接はあなた一人の時間ではありません。面接官は、限られた時間内に複数の就活生の話を聞かなくてはいけない場です。ほかの就活生に負けないように気合が入ってしまう気持ちをぐっとこらえて、簡潔に答えるようにしましょう。
また回答が挙手制の企業もあります。自信があれば是非積極的に手を挙げましょう。もちろんその積極性・失敗を恐れない気持ちは高評価を与えることができます。
また他の就活生にプレッシャーを与えることができます。例えばあなたが「部活動をがんばった」という話をすれば、残りの就活生で部活の話をしようとしていた人は(差別化しないと…)と焦るわけです。伝えたいことは早めに伝えることが吉です。(※後述しますが後出しじゃんけんの方が有利なこともあります)
比較されるようなことは避ける(ネタを複数仕込んでおく)
「比較されること」とはどのようなことか。例えばあなたのガクチカが「海外短期留学(1ヶ月)」だったとしましょう。ですが前の就活生が「1年間の語学留学」の話をしたとすると、あなたは機転を利かせる必要があります。単純に「1年」と「1ヶ月」では比べられて差がついてしまいます。
例えば「あえて1ヶ月という短期間で集中的に取り組んで、本業への影響とコストを最小限にした」などと話すことで差別化はできます。(※後出しじゃんけんは有利ですが、差別化要素を強調してください)この時、「先ほどの方とは対照的に…」などの枕詞を添えることで効果は増大します!
ベストは対策はガクチカなどの絶対に聞かれるであろう質問に対しては何パターンか用意しておくことです。例えば短期留学編のほかにバイト編、学習編など複数ネタを持っていると強いでしょう。
私は短期留学をネタに話そうとしたところ、前の人が交換留学生だったので勝てないと思いネタを変えました^_^
身だしなみ・表情に気を配る
ハロー効果という言葉を聞いたことがありますか?人は初対面の外見の印象でその人の内面の評価にまで影響を与えてしまう偏見のことです。
一次面接では、ESを送ってくれたあなたがどのような人なのかを面接官は見たいと思っています。少しでもよく映るよう、身だしなみと表情には注意を払ってください。
また他の就活生とも比較されてしまいます。残念ながら就活はルックスも重要なのです。特に営業職や対人の仕事では重要視されてしまいます。見た目で落選につながることはないと思いますが、加点要素にはなるはずですので整えておきましょう。
(深い企業研究はそれほど不要)
一次面接では基本的にはESを基に「あなたがどんな人なのか」を面接官はチェックします。そのため深い企業研究は二次面接以降で重要となってくるでしょう。
例えば「弊社の商品名を知っている数だけ挙げてください」などの質問を私もされたことがありますが、一次面接ではまず聞かれません。
【実話】一次面接で聞かれた質問
40社出願した私の、実際に一次面接で聞かれた質問を列挙します!Webに転がっている「頻出質問例!」なんかよりよっぽどリアルで等身大の内容です。頻出の項目は絶対答えられるようにしておくべき!
- 志望動機(★頻出)
- 学生時代力を入れたこと(★頻出)
- 就活の軸(★頻出)
- なぜこの業界を志望しているのか(★頻出)
- なぜ弊社を選んだのか(★頻出)
- 成長性を重要視する理由は何か(就活の軸の話をした際に)
- 他社の選考状況(★頻出)
- 学生時代にあたった壁と乗り越えた経験について(★頻出)
- 学生時代に挑戦したこと
- 困ったこと(バイトの話をしたときに)
- 弊社をどこで知ったか
- 特技は何か
- サークル活動の役職で大変だったこと
- 学部では何を学んでいるか
- 弊社で成し遂げたいことは何か
- チームとして成果を残したエピソード
- 今までで一番辛かったこと
- バイトの経験を通して分かったあなたの強みと弱みは?
- バイトでは競合店に負けないように何を工夫した?
- バイト時代に店舗に存在した問題点と解決事例は?
- バイトリーダーの仕事は何をした?
- あなたの長所と短所、そのエピソードは?(★頻出)
- 短所を克服するために何かしている?
- あなたは頼るとしたら誰を頼る?
- 尊敬する人は?その人のどこに尊敬している?
- どんな社会人になりたい?
面接後には回答と感想をメモしておこう
就活では機転を利かせてうそを言うことも重要です。
あなたがもしこの面接で嘘をつかず、覚えてきた回答をそのまま話せたとしても、今後別の企業の面接で嘘をつかなくてはならない状況となるかもしれません。
二次面接に進んだ際に、(この企業の質問なんて答えたっけな…)とならないよう一貫性をもって話すために、回答のメモは必ずしておきましょう。帰りの電車などでするとよいです。
面接は場数・練習が上達の早道 おすすめサービス
面接は回答の中身を練ることも重要ですが、臨機応変に対応する柔軟な思考が重要です。
なかなか鍛えるのは難しく、やはり沢山実践することが上達の早道といえます。
Twitterで募集をかけている就活生は意外と多いです。既卒生や就活仲間に面接を実際にしてもらい、フィードバックをもらう練習ができます。
メリットとしてリモートでできるため時間に融通が利きますが、一方緊張感に欠けるのは否めません。
また面接練習時には動画を撮り、自身の姿を客観的に見るとよいです。
JobSpring
面接を実践できるサービスに登録してプロに見てもらうのが一番です。
JobSpringは面接練習ができるエージェントサービスです。面接練習のほかにも就活に役立つ情報を得られるイベントが適宜開かれていますので、登録して損はないでしょう。
LINE連携で簡単に相談できるのはハードルが低くてよいですね。
またエージェントに抵抗がある人もいると思います。確かに迷惑電話がかかってくることもありますが、そんなの数件です。無視すればよいですし、それ以上に得られる情報は多いので試してみる価値アリです。
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就活情報サイト-キャリch
こちらは情報サイトです。
実は私が就活したときには全然有名ではありませんでした。一番勢いがあるコンテンツかと思います。
面白いのが就活コラムです。面接練習というよりは業界別の面接質問例や回答の作り方などが勉強できます。
就活対策資料集は面接での回答を練るうえで必読です。周りと差がつく回答となるはずです。
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大学のキャリアセンター
気軽に使えるのでお勧めです。混雑している為利用が難しかったりとしますが、時間が合えば面接練習やES添削をしてもらいましょう。キャリアセンターで働いている方たちは何年もキャリアアドバイスをしているプロです。頼ってみるのもよいかもしれません。
最後に
いかがでしたでしょうか。
是非一次面接では本記事に記載の内容を参考にしてください。
このブログでは就活にまつわる様々な情報を発信しています。特に企業別にまとめた志望動機・面接回答集は参考になるかと思います。 ぜひ下記からご確認ください。